昨年の3月に武庫川女子大学を卒業して以来、ありがたいことにポジティブな変化とチャレンジがたくさんありました。
Forbes JAPANAでインターンシップをして、日本のビジネス文化やライターとしての基礎を学んだり、スペインに移って大学院に入学したり。
今回は、たくさん環境が変わったことによって気づいた、私が思う「人生が自然に豊かになる方法」について語りたいと思います。最後までお付き合いいただけますと幸いです。
自分に期待しない、褒めまくる
「アナタがアナタ自身を愛さないと誰が愛するの」みたいな言葉、漫画やアニメでよく出てくるじゃないですか(笑)あれ本当にそうだな、と最近つくづく思います。
自分に期待しないというのは、「できない自分を残念に思え」ということではありません。甘えに聞こえるかもしれませんが、「できなくて当たり前だよね、難しいよね」と自分を励ます習慣です。
ここで重要なのが、「どうしたら次はできるようになるかな」「どうすれば同じ失敗をせずに済むかな」「これが今後どう活きるかな」と、改善する方向に考えをシフトすることです。
私は高校生くらいまで、できないことがあると子供みたいにジタバタして「できるようになるまで気が済まなくて、その場を離れられない」人間でした。
もちろん「できるようになるまでやる」なんて時間がいくらあっても足りませんでしたし、結局できないことが山積みになって、不完全燃焼に苛まれていました。
改善しようと思考することは「少しでもできるように頑張ろうとした自分」がいるということ、文脈的にポジティブじゃないですか。褒めましょう。
もちろん周りにも期待しない
難しいですけど、この考えさえ身につければ対人関係はかなり楽だと思います。私の場合、外国人と過ごすことがここ数年多かったので、この考え方は日本人同士の人間関係だと、当てはまらないケースもあるかもしれません。
これは「相手を信じるな」ということではなく、相手の行動をポジティブに予想しすぎないということです。
「私がこうしているのだから、相手もそうしてくれるだろう」や「知ってて当たり前の社会通念」は、自分が完璧に気をつけていることだとしても、相手には望まないようにしています。
相手に期待してしまうと「こんなに一緒にいるのだから私の気持ちと意図をわかるでしょう」というスタンスになってしまい、心のこもった言葉で伝える習慣がなくなり、雰囲気やオーラでどうにか相手に伝えようとしてしまいます。これって結構無理ありますよね(笑)
その不自由さで自分もイライラしてしまったりするので、メンタル的健康にかなりよくないな、と気づきました。
この相手に期待しない、というのは外国人の友人と過ごしていて学びました。生まれ育った環境も宗教も違う人たちと「私の中にある常識」を共有することなんて不可能だったので。
初めはショックに思ったり「なんでわかんないかな」とストレスがたまる一方でしたが、よく考えると「わかる方がおかしいよね」と悟るようになりました。
真面目に健康を意識する
身体的な健康とメンタル的な健康をとことん追求するように努力しています。まずは身体的な健康についてお話しようと思います。
私の場合、大学の授業で座っていることが多かったり、一日部屋にこもりきりになってしまうことがしばしばあります。仕方がない状況ですが、外に出る機会や体を動かす機会がないと、心身ともに息苦しくなってしまいます。
息苦しいまま生活すると、嬉しいことに対しても十分に喜べません。私がジムに行ったり、散歩したりする理由は、何も考えない時間もしくは自由に好きなことを考える時間を得られるからです。
本当に頭がスッキリします!好きなことだけを考えた後には清々しいです。もちろん外の空気も吸って、運動もするので満足感で溢れます。
この満足感が、メンタル的健康にも繋がるので、運動は軽いものでも必然的な行動だな、とつくづく思います。
メンタル的な健康は、運動じゃなくても、「自分が好きなことをする時間」で養われると思います。好きな音楽を聞いたり、ショッピングをしたり、旅行に行ったり。
旅行やショッピングはお金もかかるので頻繁にできないと思うのですが、趣味程度のもので大丈夫です。
私にとって、メンタル的に健康になれる時間は、好きな香水を身につける時や、朝晩のスキンケアをする時です。あとはシンプルに美味しいご飯を食べる時でしょうか(笑)
まとめ
日本社会で正社員として働いたことが無いので説得力のない記事かもしれません。しかし、ある意味超ピュアな環境だからこそ発見できたものだと思うので、社会に揉まれて考えが塗り替えられてしまう前に残しておきたかった、ということで書きました。
ツイッターやインスタグラム、一時帰国した際に見た周囲の様子などを通して、少し悲しくなってしまったのが、この記事を書くことになったきっかけです。
ネガティブな要素に囲まれながら、必死に頑張る同級生や先輩を見て、何か少しでも役に立てたらいいな、と思っていました。
たった1人にでもいいので、一行でもいいので、役に立てた部分があれば幸いです。