女子大生が4回留学して得た「生きる力」

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【美容編】Saty Homeでさえも映えなくてはいけないのか。現代を生きる女子のプレッシャー

 

先日親友とお互いの近況について何気なく話していました。「どうしてホットケーキミックスが爆発的に売れたのか」や、「話題のチーズケーキを全く注文できない」など、「STAY HOME」を中心にいろんな話をしていました。

 

どうして売り切れてしまうのか、なぜ人間は同じような行動を取ってしまうのか。自分たちは遅れているのか?など、クエスチョンマークがたくさんでした。そしたら、またある疑問にたどり着きました。

 

「女子はSTAY HOME、緊急事態時でも映えないといけないのか?」

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Photo by Anthony Tran

自分が持っているものは何か、幸せの第一歩

 「STAY HOME」をいかに充実させるか、国内に限らず海外でもみんな一生懸命になっています。海外の友達のインスタグラムでは、日本みたいに運動や散歩もほんの少し前までは許されなかったので、本当に料理や勉強しかしていませんでした。

 

日本でも、家でヨガやトレーニングをしたり、おかし作りをしたり、たまに散歩したり、勉強したり。

 

インスタグラムなどのSNSを通して、「お家でも女子力高いなぁ」や「私の自粛期間と比べると〇〇さんは随分キラキラしているな」など、思った方は少なくないと思います。

 

親友と陥っていた疑問「家でも映えないといけないのか」について考えていると、母がキッチンで流していたメンタリストDaigoの動画が聞こえてきて、ある一言が耳に残りました。

 

「自分に無いものを探すよりも、自分が既に持っているものに目を向けた方が幸せになれる」

 

確かに!と思いました。留学を通して感じたことでもあったのですが、海外の女の子たちが自信に満ち溢れている理由も、ここに繋がっているように思います。

 

私が出会った「自信のある海外の女子」は、自分が持っているものに幸福を感じ、それを用いてさらに自分を磨いていく、「幸せループ」を繰り返して生きている感じです。

 

実際に私も、ポジティブな部分を挙げてみるとたくさんあって、少なくとも心が軽くなりました。自信がない時こそ、自分にあるものを一度整理してみるのはとてもいいことかもしれません。

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Photo by Marvin Meyer

 映えたい時に映えよう。時代と自分、両方を知っておくこと

とはいえ、自分のSNSや私生活、どうせなら充実させたいですよね。私自身も、インスタグラムの場合は「幸せだった自分や日常を残すアルバム」のように使っています。

 

たまにアンケートや流行の調査で使ったりもしますが、ほとんどは「自己満足」のためです。その「自己満足」が「プレッシャー」に変わってしまうと、楽しいはずのSNSも本末転倒。

 

お仕事でSNSをされている方など、違う目的で使用されている方が本当に多いため、本質を見失いやすいのがSNSの欠点。

 

誰かの投稿で元気を無くしたり、自分が持っている「キラキラ」が見えなくなってしまうのは本当に勿体ないと思います。

 

私自身も、よく「アイデンティティ迷子」になってしまいますが、そう言う時こそ、Daigoの言葉じゃないですけど「自分の持っているものに目を向ける」ことを意識しようと思いました。

 

映えたいと思った時に映えることが大事で、常日頃からキラキラする義務や負い目を感じることはないな、と思います。

 

少なくとも私が出会った「キラキラ知人」は、みんなそうです。映えたい時に映えて、思いっきり自分を楽しんでいる印象です。

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Photo by Alex Alvarez

まとめ

「私もトレーニングしなきゃ」、「何か可愛いものないかな」と、「映え」を意識することで生活が充実し気を引き締めることができるのはいいと思います。

 

しかし、それがプレッシャーで精神的に不安定な状態になると本当に勿体ないと感じます。自分を知ることで、自分の生活の在り方やSNSの使い方も変わってくると思います。

 

今しかできないことに挑戦するのもアリ、日頃の疲れをゆっくりほぐすのもアリ、自分がなれなかった「何者」かになる努力をするのもアリ、ひたすら課題や仕事を通常通りこなすのもアリ。

 

自分の心と相談して健康に過ごせると一番だと、親友との会話で気がつきました。そんな話ができる親友がいることだけで、胸がいっぱいになるほど嬉しかったりします。

 

私も「ハッピーな瞬間」をどこかに記録するのを忘れないようにしようと思います。