早いことに1月も終盤にさしかかっています。多くの学生にとって春休み、大学4年生の方々にとっては卒業旅行シーズンですね。バルセロナを歩いていると、日本から来られたであろう観光客をいつもよりたくさん目にします。
スペインだけでなく、イタリアやフランスを中心にヨーロッパ各地を周られる方なら、一度は「スリに気をつけてね」と言われたことがあると思います。
たまに警戒しすぎて楽しむことよりも、不安を感じてストレスを抱えてしまう方もいます。せっかくの旅行なので、多少気をつけるとはいえど、存分に楽しみたいですよね。
今回は、ヨーロッパに半年以上過ごしてみてわかった、本当に気をつけるべき瞬間や事柄についてお話しようと思います。
1番危ないのは信号待ち?
「人ごみには気をつけてね!」これはよく聞く注意文句だと思います。人ごみと聞いて連想するのはルーブル美術館のモナリザ周辺や、イタリアのトレヴィの泉など。
これらの観光スポットを周る時は、ジャケットでカバンを覆うだけで大丈夫だと思います。館内が暑かったら、カバンをお腹の前に回して手を添えるだけで大丈夫です。
私が普段過ごしていて最も気をつける瞬間は、信号を待つ時とカフェやレストランにいる時です。信号を待っている時は、私もついボーッとしてしまいます。盗まれても気づきにくい状態ですし、スリも潜みやすいので本当に危ないです。
他の記事でも何度か言及しましたが、グーグルマップで道を検索したりする場合は、近くの建物のそばに立ち止まって、カバンがお腹の前にあることを確認してから行ってください。
一番は、次の目的地に移動する前に、事前にホテルやカフェで順路を把握することです。電車の乗り換えなど、複雑な順路で「どうしても」というタイミングのみ使いましょう。
レストランでは、カバンを膝の上に乗せておけば大丈夫です。ソファ席で、もし壁側に座れたら、自分と壁の間にカバンを置いてもいいと思います。その際も、ファスナーが閉まっていることをきちんと確認してください。
列に並ぶ時も要注意
電車の切符販売機や観光名所の列、ついスマホやEチケットを確認するためにカバンを開けてしまいがちです。
もちろん自分の番が回ってくる時は用意しないといけませんが、列の真ん中や最後尾に近いタイミングでカバンを開ける場合は、少し周りを見渡しましょう。
極端なことを言うと、カバンがしっかり閉まっていてお腹の前にあればほとんど安心です。ジャケットなどでカバンを服の中に収納できたら完璧に近い状態です。
旅行に行ってずっと神経を張り巡らすのもかなりしんどいと思いますし、正直キリがないです。歩きスマホをせず、簡単に開けれないファスナー式のようなカバンをお腹に持って来さえすれば、基本大丈夫です。
中身を取り出す瞬間だけは気を抜かずに。戻す時は常にスマホ、パスポート、そして財布が入っているかを確認して、ファスナーをきちんと締めれば大丈夫です。
証明写真は4枚ほど持っていく
わざわざ撮りにいくのはかなり面倒だと思いますが、お守りだと思って4枚ほどスーツケースと持ち歩きカバンに入れてください。
スリ対策の記事なのに、盗まれる前提のようでかなり申し訳ございませんが、本当に何があるかわからないので、いつでも万全の準備をしておきましょう。
パスポートの顔写真が載っているページのコピーも同じように用意しておきましょう。外国籍の方は、外国人登録証などの書類のコピーも忘れずに。
もっとワガママを言いますと、証明写真のバックグラウンドはできるだけ白がいいです。青だと受け付けてくれないところもあるので。
まとめ
数十回旅行したり複数回留学したりと、海外にたくさん足を運んでいますが、未だにお財布とスマホ、パスポートへの配慮は怠らずに心がけています。
スリは大丈夫でも、会計時のカードやパスポートのもらい忘れがあった、というケースもあります。私も本当に気をつけています。
脅すようなまとめになってしまいごめんなさい。極論カバンさえ前に持って手を添えておくと大体のケースは大丈夫です。
これらを頭に入れて、ご家族やお友達と素敵な時間を過ごしてください!