梨花女子大学に通っていた頃、様々なジャンルの授業を受けていました。ジャンルは様々ですが、まずは韓国語のみで開講される授業または英語で開講される授業を取るか、ここから分かれます。
梨花女子大学の授業の印象や日本人の生徒は?
日本人以外の交換留学生はだいたい英語で開講される授業を受けている印象です。なので授業の雰囲気も、教授さんにはよりますがディスカッションの多い 「The 海外の大学」みたいな感じです(笑)
日本の方は韓国語がとても上手な方が多いので、私が知ってる日本の友人はほとんど韓国語で開講される授業を取っていた印象です。私も韓国語を一応読み書き・理解はできるので、韓国語の授業・英語の授業両方取っていました。
英語で開講される授業の難関は「積極性」?
英語で開講される授業にはカナダ人、フランス人、アメリカ人に中国人、とにかく世界中の学生で溢れています。中には英語がたんのな超優秀な韓国人も混じっていますので正直かなり焦りました(笑)
North Korean Culture and Histroy という授業を取っていたのですが、人数はだいたい18人くらいでした。クラス全体の雰囲気は、政治ネタに強いちょっと個性の強い感じ。教授の方もハーバード大学出身の超エリート、ディスカッションで学生の意見を聞くのをいつも楽しんでいました。
授業の後にはいつも映画や文書など、次の授業までにたくさんの宿題が課されました。正直何個かすっぽかしてしまったこともあります、ここだけの話........。
その宿題をもとにディスカッションをする、いつもここから授業が始まります。「先週みんなにシェアした課題、ちゃんと読みましたか?どんな印象を受けましたか?」と先生が言うとザッと5人くらいがすぐに手をあげます。
「アメリカでは当時〇〇なことが起こったんだけど、それと比較するとこの事は...」といった具合で自分の知識と観点を交えて意見をはっきり述べられるクラスメイトにいつも驚かされていました。
みんながみんな積極的に発言できる?
かと言って日本以外の海外の学生がみんなして自信を持っていつも発言しているかと言うと、そうではないです。みんながみんな熱心に授業を聞いている訳でもありません。
意見を言うのが苦手な子もいましたし、普段は元気だけどプレゼンをする時かなり緊張してセリフを間違えちゃう外国の学生の方々も何人か見てきました。
そんな彼らでも、最低限のことはきちんとするし自分が発言できそうタイミングがもしあれば、その時は必ず発言する。こんな印象を受けました。
私も勇気を振り絞って発言しては玉砕、という悪循環を何回も繰り返しました(笑)10回に1回くらいはまともに言えているみたいで褒められることもあります。だから次も玉砕してもいいや、頑張ろう、と思えるのです。
まとめ
もちろん超理想は、100%教授の意図を汲み取って自分の意見や推測を発表してシェアできることですが、日本語でもそれが難しい私にとっては訓練を重ねるしかないのです。
そう思ってなんとか乗り切って、苦しい中にも楽しいことや嬉しいことがたくさんあったという結果になりました。もし自分に興味がある授業が英語のみで開講されていたら、とてもいい機会だと思ってぜひ挑戦して見てください!
成績について懸念がある場合は、初日目に自分の熱意と正直な悩みについて相談すると、理解多き教授は温かく迎えてくれるはずです!(本当にそうです)