女子大生が4回留学して得た「生きる力」

アメリカ、韓国、イギリス、スペインでの留学で得た経験と女子大生のリアルな本音を一挙公開!旅行や留学で役立つ情報、是非チェックしてください!

【旬トピック】旅行先でコロナ差別はあるのか?欧州4カ国周ってわかったこと

コロナウイルスが蔓延しだして数ヶ月が経ち、今や世界中の人々の懸念はピークを迎えているように感じます。

 

日本では学校閉鎖になったり、リモートワークが推奨されるなど、極めて緊迫した状態であると伺っています。ヨーロッパもまだアジアほどではありませんが、ミラノを中心に人々が不安に飲まれているのがわかります。

 

しかしこの時期といえば日本人が、特に大学生などの若い方が一番旅行するシーズンではないでしょうか。無念にも今回のコロナウイルスの件で旅行を既にキャンセルされた方もいらっしゃると思います。

 

今回は、私が2月中旬から欧州4カ国を周って見たヨーロッパの様子をお伝えしようと思います。様々なニュースで情報を既に得られていると思いますが、私が実際に行って感じとったことや事実をできるだけたくさん紹介しようと思います。

 

まだ旅行を予定されている方は、参考程度にご覧ください。

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Photo by Vin Stratton on Unsplash

そもそも入国できるのか、空港の様子

2月中旬からフランスのパリ、イタリアのナポリとミラノ、ドイツのミュンヘン、そしてオーストリアのザルツブルクに行ってきました。

 

どの空港でも検査を受けさせられたり、別室に連れて行かれたりしませんでした。私はバルセロナからEU圏内にいつも飛んでいたので、税関を通る必要がなかったから必要なかったかもしれません。

 

アジア人だからと言って、避けられたりすることもありませんでした。マスクをつけた人はどの空港でも、50人に1人ぐらいの確率で見受けられました。

 

バルセロナでもそうですが、ヨーロッパは未だにマスクをつけた人はほとんどいません。コロナの感染が凄まじいミラノのロンバルディア州などは、23日以降マスク着用を強要しているそうです。

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Photo by Isaiah Rustad on Unsplash

観光地での差別は。極端な反応

パリとナポリは北イタリアが緊迫状態に陥る前に行きました。パリではシャンゼリゼ通りやノートルダム周辺など、メイン観光スポットをよく歩いていましたが、差別らしいことは全く何もありませんでした。

むしろ「どこから来たの?」とレストランのウエイトレスさんなどが、優しく話しかけてくれるくらいでした。ちなみにバルセロナもそうですが、中国人観光客はとても少なかったです。

 

ナポリでは小学生に1回だけ過敏な反応を取られました。課外授業で来ていた団体の中の1人でしたが、小学生らしい「噂のコロナだ!」と言わんばかりのオーバーなリアクション、ですが悪意は感じませんでした。

 

個人的には、仕方が無いことだと思っていますし、これは差別とも思っていません。何せ相手は小学生ですから。

 

彼らにとっては遠い国の話題になっているニュース、そのニュースのメインであるアジア人を見つけたら、興奮するのも無理ありませんよね。

 

数週間前に韓国人の友達がヨーロッパ旅行に出かけた際、現地の小学生から差別を受けたとSNSを通して告白していました。彼女の場合はなかなか中傷的な言葉を投げられたと話していました。

 

少しセンシティブな話題なので言及するのにためらいますが、私個人の意見は、コロナの話題においてあまり「差別」という言葉を今は意識しない方がいいと思います。

 

この話題の深刻さは最近世界中に知れ渡り始めたばかりなので、人々が軽いパニック状態になっています。そんな状態の人たちが誤った言動をするのを一つずつ拾っているときりがありません。

 

頭を整理する時間が彼ら彼女らに必要であると考えます。仮にこれを機に今後長期に渡ってアジア人に対する認識がネガティブなものに変わっていくと、話は別で深刻です。

 

ですが今は世界中がパニックに陥り始めているところ。怖いのはお互い様です。みんなで乗り越えよう、というポジティブな方向に皆が認識できると不幸中の幸いだな、と思います。

 

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Photo by Fernando Meloni on Unsplash

気になるミラノの様子は

ミラノには2月19日から22日までいました。深刻になる前だったので、多くの日本人を見かけました。私が帰る日の22日に、イタリアが騒ぎ始めました。ミラノではイタリア人の友達の家族の家にお世話になっていました。

 

22日までは、ドゥオモに行ったり観光地を周っていました。ファッションウィークでもあったため、かなり賑やかでした。中国人観光客はミュンヘンやバルセロナに比べ多かったです。

 

コロナというワードを一度も聞くことがなく、最終日までひたすら楽しんでいました。22日の朝、帰る前にショッピングセンターにイタリア人の友人と行く途中、彼女がコロナウイルスがどうやら深刻らしいと話し出しました。

 

近くで感染者が続出しているとのことだったのです。店を閉めるか検討中の話もその時から上がっていました。結局すぐに私はバルセロナに戻りましたが、そのあとにミラノの事態は悪化しました。

 

現在は、ミラノは地域によっては飲食店などは営業しているみたいです。ですがまだマシな地域でも、学校が休みだったり閉まっているお店が多かったりなど。

 

ミラノに住んでいる友達と連絡をとっていますが、「おかしくなりそう」と嘆いています。それに比べ、バルセロナは随分のんびりしています。

 

まとめ

イタリアが険しくなったあとの23日から26日にかけて行ったミュンヘンでは、日本人観光客をたくさん見かけました。オーストリアも同様です。

 

今は日本の規定で出国が難しかったり、多くのイベントがキャンセルされていますが、ヨーロッパではまだ日本ほど深刻でない地域も多いです。

 

もちろん人々は気にかけていますが、普段と変わりない日常生活を優先させているので、極端に騒いだり不安がっている人は見かけません。

 

日本が深刻な中、海外旅行に行く気もだんだんと失せてくると思いますが、仮に数ヶ月前から予定されていて、入国制限をしていない国であれば、行ってもいいと思います。

 

事態や規制は毎日変わっているので、随時ネットでニュースや大使館の知らせをチェックしたり、旅行会社と相談されなが判断するといいと思います。

 

いち早く、日本が元気になりますように。

 

 

 

 

 

【グルメ編】西洋の観光客にも大人気!アジア人が知らない美味しすぎるレストラン

 バルセロナを歩いていると、至る所にレストランがあります。美味しいところもあれば、観光客をターゲットとした、ただ値段が高いだけのレストランも。

 

グーグルマップやトリップアドバイザーで評判の良いレストランを探すものの、多すぎて見つけにくいのがバルセロナを観光する時の難点です。

 

今回は、私がバルセロナに6ヶ月過ごしたからこそ自信を持って言える、留学生の間でも話題の真の人気レストランを紹介します!

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Photo by Jay Wennington on Unsplash

真の人気レストランの正体は

ヘルシーで美味しい、お腹いっぱいになれるレストラン「Honest Greens」が、バルセロナの超人気レストランの一つです。

 

honestgreens.com

 

カタルニア広場から徒歩1分、ロケーションはバッチリです。店内もかなりボタニカル且つオシャレな雰囲気なので、フォトジェニックなレストランと言えるでしょう。

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honest green インスタグラムより

抜群の美味しさと満腹すぎる量

大きなプレートまたはボウルにこんもり盛られた野菜とお肉は、見た目も味も100点です。

 

野菜とお肉に加えて、さらに追加でカスタマイズして、自分のオリジナルプレートを作るのがこの店の特徴です。

 

中でも自家製アリオイソース(ほんのりガーリックのきいたマヨネーズ)と、日替わりハマスを追加するのが人気です。私を含め、留学生の友達もよくこれらを追加しています。

 

ハマスは中東から伝わったペースト状の食べ物で、パンにつけたりして食べます。ヨーロッパではスーパーでもよく見かけることができます。

 

ここのハマスは特に美味しいので、是非トライしてみてください。また、お肉もチキンだけでなく、赤身の牛肉も歯ごたえがよく、とても美味しいので気分に合わせて選んでください!

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Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

超人気レストラン、気になるお値段は

味、お店の雰囲気、そしてロケーション、全て完璧ですが気になるのは価格帯ですよね。

 

お肉と野菜、さらに追加でハマスとアリオイソースをつけると大体11ユーロほどです。レートによりますが、一つのプレートの平均は1300円前後です。

 

飲み物までつけると14ユーロほどかかります。決してお財布に優しい価格ではございませんが、かなり満足する量と美味しさなので、リーズナブルと言えるでしょう。

 

混雑しない時間帯は、日によりますが大体12時前後です。スペインを含め、ヨーロッパの方達のお昼の時間は1時半から2時にかけてです。

 

この時間さえ避けると、比較的スムーズに入店できると思います。

 

まとめ

Honest greensのほとんどのお客さんは西洋人です。客層も、観光客より地元の人が多い気がします。

 

かなり穴場のレストランなので、バルセロナでパエリアや重たいイタリアンに飽きてしまった方、もしくは旅行中に少し野菜不足だと感じた方は是非足を運んでみてください。

 

また、過去にもおすすめレストランをいくつか紹介していますので、合わせてチェックしてください!

 

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【事前準備編】冬から春にかけてのバルセロナ旅行、持ち物リストは

卒業旅行真っ只中のこの時期、旅行に関してたくさんのお問い合わせをいただきます。

  

今後もヨーロッパへの渡航者が増えることを予想して、今回はバルセロナに旅行する際に持っていくと便利なものについて紹介しようと思います。

 

季節によっては持ち物や服装も異なりますので、今回は冬から春にかけて、およそ11月から3月中旬頃に旅行される方のための持ち物リストを公開します!

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Photo by Arnel Hasanovic on Unsplash

2月の昼間は春のような暖かさ

ヨーロッパの中でも、冬はかなり暖かい方のバルセロナ。ベルギーやオランダ、フランス、ドイツなど他のヨーロッパの国と比べると、10度も違う日があるくらいです。

 

バルセロナの12月は、極寒ではありませんでしたが、ジャケットとマフラーは必要です。1月の中旬までは、同じような寒さが続きました。

 

基本バルセロナは日本よりも暖かい方ですが、雨が降ると冷え込みます。マフラーがいらなくなるのは2月からです。お日様が出ている日の2月は、カーディガン一枚でも外に出かけられるくらいです。

 

現在2月10日の時点では、ジャケットさえあれば夜も気軽に出歩けるくらいの温度です。

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Photo by Sarah Brown on Unsplash

バルセロナの中心地はホコリっぽい

私はグラシアス通りという便利な街に住んでいるのですが、唯一残念な点はホコリが溜まりやすいところです。真夏以外は特に多い気がします。

 

これは私の家に限らず、近くに住んでいる複数の友人もそのようすです。バルセロナの家の構造のせいなのか、他の外部的要因なのか、詳しい理由はまだ不明です。

 

なのでハウスダストのアレルギーがある方は、目薬だけでも持っていくと良いでしょう。

 

昨年10月に両親がバルセロナに来た時、彼らが泊まったホテルを覗きましたが、ホコリは全く気にならなかったです。さすがホテル、清掃はバッチリですね。

 

ホステルや、Airb&bに宿泊される方は、少しだけ気にかけておくと良いと思います。

 

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Photo by Thought Catalog on Unsplash

12月から1月は、ポカポカ靴下が旅行を救う

何度も繰り返していますが、 日本や他のヨーロッパの国と比べるとバルセロナは暖かいです。しかし夜は少し冷えます。雨の日の夜は、日本と同じくらい冷える時も。

 

なので、持って行って間違いないのは、あったかい靴下です。観光する時、ブーツや運動靴にフィットする厚めの靴下があると、旅行中かなり楽です。

 

足が冷えると、体全体に冷えが回るので、11月末から1月中旬にかけてバルセロナに旅行される方は、いわゆる「あったか靴下」だけは揃えておくと良いでしょう。

 

冷え性の方は必ず用意してください。荷物にならないのであれば、お部屋で履ける分も持っていくとバッチリです。

 

まとめ

今回は冷えとホコリ対策のような記事でしたね。ですが、旅行には万全な体調が必須、余分な荷物をカットするとはいえ、マスト品は押さえておきたいですね。

 

正直、天気予報のズレで予想より寒かったら現地で買うのもありです。ザラやベルシャカ、マンゴーなど、可愛くてお手頃に買えるお店がたくさんあります。

 

今後も旅行記事をたくさんアップしていくつもりです。ご意見リクエストがあればいつでもお問い合わせページからお知らせください!

 

その他参考記事

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【事前知識編】どういう時に気をつけている?現地留学生が考えるスリ対策

早いことに1月も終盤にさしかかっています。多くの学生にとって春休み、大学4年生の方々にとっては卒業旅行シーズンですね。バルセロナを歩いていると、日本から来られたであろう観光客をいつもよりたくさん目にします。

 

スペインだけでなく、イタリアやフランスを中心にヨーロッパ各地を周られる方なら、一度は「スリに気をつけてね」と言われたことがあると思います。

 

たまに警戒しすぎて楽しむことよりも、不安を感じてストレスを抱えてしまう方もいます。せっかくの旅行なので、多少気をつけるとはいえど、存分に楽しみたいですよね。

 

今回は、ヨーロッパに半年以上過ごしてみてわかった、本当に気をつけるべき瞬間や事柄についてお話しようと思います。

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Photo by Guilherme Stecanella on Unsplash

1番危ないのは信号待ち?

「人ごみには気をつけてね!」これはよく聞く注意文句だと思います。人ごみと聞いて連想するのはルーブル美術館のモナリザ周辺や、イタリアのトレヴィの泉など。

 

これらの観光スポットを周る時は、ジャケットでカバンを覆うだけで大丈夫だと思います。館内が暑かったら、カバンをお腹の前に回して手を添えるだけで大丈夫です。

 

私が普段過ごしていて最も気をつける瞬間は、信号を待つ時とカフェやレストランにいる時です。信号を待っている時は、私もついボーッとしてしまいます。盗まれても気づきにくい状態ですし、スリも潜みやすいので本当に危ないです。

 

他の記事でも何度か言及しましたが、グーグルマップで道を検索したりする場合は、近くの建物のそばに立ち止まって、カバンがお腹の前にあることを確認してから行ってください。

 

一番は、次の目的地に移動する前に、事前にホテルやカフェで順路を把握することです。電車の乗り換えなど、複雑な順路で「どうしても」というタイミングのみ使いましょう。

 

レストランでは、カバンを膝の上に乗せておけば大丈夫です。ソファ席で、もし壁側に座れたら、自分と壁の間にカバンを置いてもいいと思います。その際も、ファスナーが閉まっていることをきちんと確認してください。

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Photo by Goh Rhy Yan on Unsplash

列に並ぶ時も要注意

電車の切符販売機や観光名所の列、ついスマホやEチケットを確認するためにカバンを開けてしまいがちです。

 

もちろん自分の番が回ってくる時は用意しないといけませんが、列の真ん中や最後尾に近いタイミングでカバンを開ける場合は、少し周りを見渡しましょう。

 

極端なことを言うと、カバンがしっかり閉まっていてお腹の前にあればほとんど安心です。ジャケットなどでカバンを服の中に収納できたら完璧に近い状態です。

 

旅行に行ってずっと神経を張り巡らすのもかなりしんどいと思いますし、正直キリがないです。歩きスマホをせず、簡単に開けれないファスナー式のようなカバンをお腹に持って来さえすれば、基本大丈夫です。

 

中身を取り出す瞬間だけは気を抜かずに。戻す時は常にスマホ、パスポート、そして財布が入っているかを確認して、ファスナーをきちんと締めれば大丈夫です。

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Photo by Levi Ventura on Unsplash

証明写真は4枚ほど持っていく

わざわざ撮りにいくのはかなり面倒だと思いますが、お守りだと思って4枚ほどスーツケースと持ち歩きカバンに入れてください。

 

スリ対策の記事なのに、盗まれる前提のようでかなり申し訳ございませんが、本当に何があるかわからないので、いつでも万全の準備をしておきましょう。

 

パスポートの顔写真が載っているページのコピーも同じように用意しておきましょう。外国籍の方は、外国人登録証などの書類のコピーも忘れずに。

 

もっとワガママを言いますと、証明写真のバックグラウンドはできるだけ白がいいです。青だと受け付けてくれないところもあるので。

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Photo by JK on Unsplash

まとめ

数十回旅行したり複数回留学したりと、海外にたくさん足を運んでいますが、未だにお財布とスマホ、パスポートへの配慮は怠らずに心がけています。

 

スリは大丈夫でも、会計時のカードやパスポートのもらい忘れがあった、というケースもあります。私も本当に気をつけています。

 

脅すようなまとめになってしまいごめんなさい。極論カバンさえ前に持って手を添えておくと大体のケースは大丈夫です。

 

これらを頭に入れて、ご家族やお友達と素敵な時間を過ごしてください!

【学んだこと編】このままじゃ母国に帰られない、18歳レバノン人の覚悟

現在Geneva Business Schoolの修士課程にて勉強していますが、実際この学校は学士課程の生徒の人数の方が圧倒的に多いです。

 

9月に入学した初めの週は、オリエンテーションをひたすら聞く週時間にあてられました。それも学士課程の新入生たちと一緒に行われました。

 

今日はその時に知り合ったレバノン人の18歳の男の子、ミレッドから学んだことについてお話しようと思います。

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Photo by Isabell Winter on Unsplash

パーティー好きでちょっと不思議な男の子

ミレッドの第一印象は、物腰が柔らかいというのと、ちょっと不思議ちゃんという感じでした。

 

18歳でまだあどけなさが残る顔、背も165センチくらい。可愛いらしい大学一年生くらいにしか思っていませんでした。

 

そんな彼が1人の教授と真剣な目で話している姿を見るまでは。

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Photo by Brad Neathery on Unsplash

彼の中に隠された父との約束

木曜日に行われる Management of International Organizationsという授業、内容は難しいですが、教授のライアンが大好きなのでいつも楽しみにしていました。

 

とある木曜日、ライアン先生がなかなか教室に来ないので教室の外を確認すると、薄暗い廊下に小さな声で深刻そうに話をするライアン教授とミレッドが。

 

ライアン教授の信頼が厚いくて生徒の相談によくのっているのは、その当時既に知っていましたが「なんでミレッドが」と少し疑問になりました。

 

「どうせ宿題のことだろう」と思っていた頃に、話終えたライアン先生が教室にやってきました。

 

「ミレッド勉強頑張っているんですね」、と私がお話しするとライアン先生は

 

「彼はね、将来父親の事業を継がなければならないんだ。だから誰よりも明確な目標を持って入学してきた。でもね、今彼がとっている必須クラスの質がどうもよくないみたいでね──

 

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Photo by Matese Fields on Unsplash

 

このままじゃレバノンに帰られない

「僕はとても胸が痛い。だって彼は『入学して以来僕は学んだと感じることが1つもない。

 

何度も自分に言い聞かせたんだ、自分に意味があると感じない授業にも何か学ぶことはあるだろうと。でもそうじゃなかった。

 

このままじゃお父さんの会社を継げる力なんて身につかないよ。恥ずかしくて帰られない』と言ったんだ。

 

彼が指摘している授業の内容を聞いてみたけどひどい。このままじゃ彼がかわいそうだ。彼だけでなく、その他の彼のような向上心のある学生の可能性が失われてしまう」

 

正直、かなりびっくりしましたしショックでした。ミレッドの訴えに衝撃を受けたばかりか、私自身18歳の頃こんなに熱心に勉強に臨んでいなかった事実に数分間後悔混じりの気持ちにかられてなりませんでした。

 

私が大学1年生の頃は、塾のアルバイトやファッションショーの広報のボランティアに明け暮れて、ろくに勉強らしい勉強をしませんでした。

 

幸いにも高校時代に出会った双子の親友が同志社大学と立命館に通っていて、彼女たちがきちんと大学生らしい勉強をしているのを、2回生の時に目の当たりにしたおかげで、少しずつ考えるようになりました。

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Photo by Banter Snaps on Unsplash

時と若さは金なり

現在23歳、あと4ヶ月もすれば私は24歳になります。基本後悔はしないタイプですが、おろそかにしていた部分があるのは事実。

 

まだ遅くないと信じて、まだ私は若いと信じて、そして時と若さは一度過ぎ去ってしまうと一生帰って来ないと自分に言い聞かせて──

 

全力でできること、やりたいことをやろうと決心しました。

 

18歳のミレッドは23歳のアジア人をインスパイアーした偉大な学生です。

 

まとめ

外国人の学生からの学びは宝物です。「そんな風に考えるのか」と驚かされる毎日です。もちろん彼らが常に正しいわけでもありませんが。

 

先ほども述べましたが、基本私は自分がしてきたことを後悔しません。どの経験も私に学びを与えてくれているからです。

 

すぐには活かせなくても1年後5年後、20年後に、スティーブ・ジョブスが言っていたように点と点が繋がり活かされます。

 

23歳という若さに感謝して、日々多くのことを学び人生を色とりどりにしていきたいと思うばかりです。

【事前知識編】旅行先を決める前に知っておきたい「ヨーロッパの人気都市」

私はこれまでヨーロッパの人気都市をたくさん旅行してきました。

 

フランスのパリ、スペインのバルセロナ、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダム、イタリアのベネチア、イギリスのロンドンなど。

 

今回は、目的別のおススメな都市についてまとめてみました!季節はいつが良いか、また誰と行くことをお勧めするかなど、経験をふまえて紹介いたします。

 

お互いのニーズに合わせて、ベストな旅行先を選んでください。

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Photo by Léonard Cotte on Unsplash

カップルで旅行するならベネチア

ヨーロッパなら正直どこでも楽しめると思いますが、運河が綺麗で男女ともに一番楽しめるのはイタリアのベネチアだと思います。

 

私は2月に1人で行きましたが、夜は日本と同じくらい冷えますが、日中は天気も良く過ごしやすかったです。

 

一番は夏に訪れることかもしれませんが、ベネチアならどの季節でも綺麗なので候補に入りやすいと思います。

 

交通手段は水上タクシーのみなので、シンプルです。しかし、路地などちょっと迷いやすいので、グーグルマップはきちんと使えるようにしておきましょう。

 

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Photo by 𝓜𝓸𝓮 on Unsplash

 ここだけはできたら春か夏に訪れて!

フランスのパリとオランダのアムステルダム、そしてドイツのベルリンへ旅行する場合は、冬を避けることをお勧めします。

 

なぜならかなーり寒いからです。日本と同じくらいの寒さですが、天気が悪い国で有名な3国なので、雨がよく降ります。できたら2月以降が良いかと。

 

クリスマスマーケットなどでどうしても真冬にヨーロッパを訪れたい場合は、バルセロナがお勧めです。12月も昼間は春のような暖かさです。

 

12月から始まるバルセロナのクリスマスイルミネーションは、どこの国にも負けないくらい美しいです。

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Photo by Azhar J on Unsplash

 

女子2人でオシャレな旅をするなら

街を歩いていて一番オシャレな気分になったのはロンドンのピカデリー広場。赤い電話ボックスにオシャレな街並み、夜になると色気を増してさらに魅力的です。

 

アフターヌーンティーも、優雅に楽しめるのはやっぱり女性同士。価格は平均1人2800円くらいで少し高めですが、イギリスに来るならトライする価値あり!

 

スコーンと紅茶だけなら美味しいだけでなく安く済むので、お勧めです。

 

また、ロンドンのミュージカルは最高です。 私はライオンキングとアラジンを見ました。正直ライオンキングは日本の劇団四季の方が良い気がしました。

 

しかしアラジンは別格です、ダンスもノリも全てが完璧でした。

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Photo by vladan Bjelic on Unsplash

お酒とご飯、海、ショッピング全部楽しみたい

旅行でアクティブに全て楽しみたい方は、4月から10月初旬までの間にバルセロナへ行くことをお勧めします!

 

ユーロと円の関係もあって、全ての価格が日本の方にとって安いという訳ではありませんが、他のヨーロッパの国と比べると安いです。

 

何と言ってもご飯とお酒が本当に美味しいです。スペイン人は1日5食も食べるほどの「食べるのが大好きな民族」でもあります。

 

なのでご飯も不味いわけが無い!また、夏が長いので10月の初めでも海に入れます。海のベストシー人は6月から9月の中旬頃です。

 

今後日本の方がさらに訪れる街になりそうなので、是非早めに足を運んでみてください!

 

まとめ

ヨーロッパの国々は基本、どこの国に行っても楽しいですし見応えがあります。時差や言語のストレスがかなりかかって来るので、一緒に行く相手は慎重に選ぶことをお勧めします。

 

また、その際はスリなどの被害には十分に気をつけてください。前回の、旅行先で気をつけておきたいことの記事も合わせてご覧いただき、行き先を決めると尚いいでしょう。

 

みなさんにとって素敵な旅になりますように !

 

 

 

【生活編】7人の外国人とシェアハウス、メリットとデメリットは

バルセロナのグラシアス通り付近のアパートで、シェアハウスを始めて3ヶ月以上が経ちました。

 

ベルギー人、イタリア人2人、フランス人、ドイツ人、コロンビア人、そしてイギリス人。

 

今回は私がこれらの7人の外国人の女の子たちと一緒に住んでみて、良かったことと難しかったことについて紹介いたします!

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Photo by Katy Anne on Unsplash

孤独を完全回避できる

留学し始めは、クラスに馴染めるかどうか、友達ができるかどうかなど、心配が絶えません。

 

シェアハウスをするということは、必然的に多少誰かと過ごさないといけない環境に自分の身を置くということです。シェアハウスのタイプにもよりますが、自分の部屋以外は基本共同スペース。

 

気が合えば留学の楽しさが倍増しますし、仮にそこまで深く付き合わなくても、誰かがいるといないとでは不安や寂しさの度合いが違ってきます。

 

例えば学校の初日目や最初の1週間、うまくいかなくても家に帰ると友達がいるので、寂しさが半減されます。

 

「自分の時間が無くなるのでは」と心配する方も多いと思いますが、シェア「ルーム」でない限り、自分の部屋は自分だけのもの、部屋にいれば自分の時間は誰にも邪魔されません。

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Photo by Alexis Brown on Unsplash

得られる情報の量が違う

シェアハウスには、自分と同じ時期に入居した子もいれば、数ヶ月前から住んでいる子もいます。

 

近所のスーパーや美味しいレストランやバー、インターネットに頼らなくても正確でお得な情報を得られるわけです。

 

また私の場合、スペイン語を全く話せないので、外国人登録などの複雑な手続きの際、スペイン語を話せるイタリア人の女の子たちにとても助けられました。

 

あとは旅行する際などにも、たくさんのアドバイスをくれます。オススメの航空会社や観光スポットなど、日本人が普段あまり注目しない「新鮮な楽しさ」をシェアしてくれます。

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Photo by Alexis Brown on Unsplash

それでも1人でいる時間が欲しい

最初の項で、自分1人の時間は自分の部屋で確保できるお話しましたが、ぶっちゃけそれだけでは十分でないときはあります(笑)

 

ご飯をゆっくり人目を気にせず食べたい時、夜早い時間に就寝したいのにリビングで友達が騒いでる時など。

 

「夜10時以降は静かにする」というルールを掲げていても、なかなか守ってくれない時もあります。

 

私の場合、毎週こんなことが起こるわけではないので「まぁ今日くらいはいっか」くらいにしか普段思いません。

 

確か一度フランス人の女の子が「学校の勉強でとても疲れていて早く寝たいの。少しだけ静かにすることを心がけて欲しい」とシェアルームのグループチャットでお願いしていたことがありました。

 

共同生活なので、正直にお話すると基本みんなわかってくれます。また別の機会に「シェアハウスでうまくやり抜く方法」について書こうと思いますが、伝え方次第で大体の事柄は解決します。

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Photo by deborah cortelazzi on Unsplash

まとめ

今まで寮のシェアルーム寮のシングルルームシェアハウスを経験してきましたが、最もエキサイティングなのはダントツでシェアハウスです。

 

人によって合う合わないがありますので、2ヶ月以上経っても苦痛で仕方なかったり心が休まらない場合は、引越しを考えても良いと思います。

 

留学の目的はあくまで勉強、ここに支障がいくくらい生活面で疲れると本末転倒ですからね。

 

どの経験も決して無駄にならないので、シェアハウスを検討されている方は、是非前向きに考えてみてください!